損益計算書にある利益は5つ。その5つの利益を図を使って説明します。
![損益計算書イメージ電卓と](https://k-yoshida-tax.com/wp-content/uploads/2022/09/sonekikeisannsyo.jpg)
損益計算書には下記のような利益があります。
① 売上総利益=売上高-売上原価
本業による売上からそれに対応する売上原価を差し引いた後に残ったものを売上総利益といいます。
粗利益とも呼ばれています。
② 営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費
売上総利益から人件費や事務所家賃などの経費を差し引いた後に残ったものを営業利益といいます。
③ 経常利益=営業利益-営業外損益
営業利益から営業外損益(営業外収益-営業外費用)を差し引いた後に残ったものを経常利益といいます。
営業外損益は、営業外収益(受取配当金や受取利息など)と営業外費用(支払利息など)があります。
経常的に発生する本業以外の収益や費用です。
④ 税引前当期純利益=経常利益-特別損益
経常利益から特別損益(特別利益-特別損失)を差し引いた後に残ったものを税引前当期純利益といいます。
特別損益は、特別利益(固定資産売却益など)と特別損失(固定資産売却損、災害損失など)があります。
本業とは関係なく臨時的に発生した利益、損失です。
⑤ 当期純利益=税引前当期純利益-法人税等
税引前当期純利益から法人税等を差し引いて残った利益を当期純利益といいます。
5つの利益を図にしたのがこちらです。
![](https://k-yoshida-tax.com/wp-content/uploads/2022/09/itutunorieki-1-1024x401.png)
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