会計ソフトに入力しておしまい。・・・ではなく入力後のちょっと確認ポイント
![イメージ入力する手元](https://k-yoshida-tax.com/wp-content/uploads/2022/05/input-work.jpg)
入力後の確認作業はとても大切です。
そこで、今回は、仕訳入力した後の現金と預金の確認ポイントについてお話しします。
仕訳入力後の確認のポイント
日々の仕訳を入力。
そして1か月分の仕訳を入力したら、ここで確認作業!
現金や預金に関するレシートや領収書と預金通帳を用意します。
これらの領収書やレシートを日付順に並べて、入力した仕訳を次のポイントを参考に確認してください。
【確認ポイント】
- 勘定科目は正しいですか
- 金額は正しいですか
- 数字の打ち間違いはありませんか
- 消費税の課税区分が正しく入力していますか
- 勘定科目が貸借反対になっていませんか
そして、仕訳を確認する前に試算表の貸借対照表の現金と預金の確認ポイントを見ておくとどこに誤りがあるのかをわかりやすくなります。
![イメージチェックボックス](https://k-yoshida-tax.com/wp-content/uploads/2021/11/confirming-system.jpg)
試算表の貸借対照表の現金の確認ポイント
現金の残高を確認してください。
→残高がマイナスになっている場合
- 試算表の範囲を1ヶ月と指定して現金をクリックします。
すると1ヶ月分の現金が日付順になって出てきます。
まず、マイナスになっている日の残高を見て、それより前の日付の仕訳を確認してください。
どこかに間違いがあるはずです。
ちなみに多い間違いが、金額の入力間違い、現金の入力が貸借反対になっている、です。
試算表の貸借対照表の預金の確認ポイント
月末の通帳の残高と一致していますか?
→残高が一致していない。
- 金額の入力間違い
月末の通帳の残高から一致している残高の日を探してください。
一致している残高の日から間違えている残高の日までの間で金額が間違えているはずです。
1つずつ金額が正しいか確認してください。
- 複数の通帳を会計ソフトに登録して入力している場合
この場合は、補助科目の入力が誤っていることがあります。
A銀行とB銀行で登録しているとします。
A銀行と入力するところをB銀行と入力していたら、A銀行とB銀行の残高はどちらも間違えていることになります。
今回は現金と預金の確認ポイントをお話ししました。ご参考にしていただけたらと思います。
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