減価償却ってなに?減価償却資産と減価償却費。

減価償却資産とは

まず、減価償却資産は、時間が経過すること等で価値が減少していく資産のことです。

減価償却資産には、建物、建物付属設備、工具器具備品、車両運搬具、機械装置などがあります。

土地は時間の経過で価値が減少しないので、土地のような資産は減価償却資産とはなりません。

減価償却費とは

そして、取得した年度に取得にかかった金額を一度に費用を計上しないで、取得した年度以降に、法令で定められた耐用年数に応じて費用を配分して計上します。

これを減価償却費といいます。

例えば、営業用車両90万円を取得したとします。

取得した年度に90万円を費用計上にするのではなく、いったん資産計上します。

その後、取得にかかった金額を取得した年度以降に、法定耐用年数に応じて費用15万円を配分していきます※。

取得した年度以降も、営業用車両に乗って取引先に行ったりと事業を行うために使用しますので、収益(売上)の獲得に貢献します。

耐用する期間に費用を配分することで、正確に利益を計算することができるようになります。

(※例では、わかりやすく1年間の減価償却費を15万円として計算しています。)




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